G線上のアリアのG線ってなに?
G線上のアリアって?
『G線上のアリア』の説明としてJ.S.バッハ作曲と紹介されることがありますがじつはこれは正確では無いんです
正確にはバッハが『管弦樂組曲第3番二長調』の2曲目を原曲にして約100年後にアウグスト・ウィルヘルミという作曲家によってヴァイオリンとピアノのために編曲された曲なんです
G線ってなに?
ではこの曲のタイトルにもなってるG線ってなんなんでしょうか
これはヴァイオリンの弦の呼び方に由来するんです
ヴァイオリンには弦が4本ありそれぞれE線、A線、D線、G線と呼ばれています
このG線は一番低音の弦でこの弦のみを使って演奏するように編曲されたのでG線上のアリアと呼ばれるようになったんです
ちなみにアニメ『名探偵コナン』の「日記が奏でる秘密」614話615話という話にも登場しています