性格の悪いモーツァルト【雑学】
天才作曲家W.A.モーツァルト
音楽に詳しくない方でも知らない人はいないと思います
そんな彼が作曲したオペラに『コジファントゥッテ 』というオペラがあります
(❇︎姉妹の恋人である2人の男が、それぞれの相手の貞節を試すために互いの相手を口説くというお話です。)
そのオペラの中でフィオルデリージという役の歌うアリア「Come scoglio」(岩のように動かずに)があります。
初演でフィオルデリージ役を演じたアドリアーナ・ファラレーゼ・デルベーン
実はデルベーンはこのオペラの台本作家ロレンツォ・ダ・ポンテの愛人だったんです
ポンテは『コジファントゥッテ 』だけでなく『フィガロの結婚』『ドン・ジョヴァンニ』の台本を書いているモーツァルトオペラに欠かせない人物
デルベーンはそんなポンテの愛人という立場を理由にとても態度が横柄でした
そして彼女にはとある癖があったんですその癖とは アドリアーナには低音を出すときはあごが下がり、高音を出すときには上がるという癖でした
そんなアドリアーナの頭を、ニワトリのように上下させてやるとモーツァルトはわざととても高い音と低い音が頻繁に交互する曲を作ったのです!
https://youtu.be/HMGLrJyKFJ4(日本語対訳付)
使った経緯はどうあれとても素晴らしいアリアですので是非聴いてみてください!また違った楽しみ方もできると思います!