【雑学】大砲やヘリコプターが楽器に!?ちょっと変わったオーケストラ

オーケストラで使われる楽器というとなにを思い浮かべますか?

ヴァイオリン、ティンパニー、クラリネット、ホルンetc

という感じですよね?

でも実は大砲やヘリコプターが楽器として使われている曲が存在するんです!

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1つ目はチャイコフスキー作曲『1812』

1812年にロシアに侵攻したナポレオン軍を撃退するまでの歴史的事実を音楽で描写した作品です

この曲の終盤になんとロシア軍の勝利の凱歌としてcannon(大砲)というパートが出てきてなんと16発も発射されることになっているんです!
https://youtu.be/_CqQKOSGyVs

ちなみにこの曲ロシアでは人気なのですがフランスではほとんど演奏されていないようです笑

 

2曲目はシュトックハウゼンの『ヘリコプター弦楽四重奏曲

この曲は彼自身が作曲した長大なオペラ『光』の中の曲です

演奏方法はそれぞれのヘリコプターに一人ずつ奏者が乗り込み、ヘリコプターの中で演奏する。これらのヘリコプターはコンサートホール(など)の周りを旋回し、その中で各々の奏者が演奏し、その音と映像をコンサートホールに中継と言った方法です

楽器編成はヴァイオリン×2、ヴィオラ×1、チェロ×1、ヘリコプター×4。

演奏者は自分の出した音が聞こえないそうですよ笑

https://youtu.be/13D1YY_BvWU